AWS Amplifyの利用に向けて読んだ記事の要点整理

Posted date at 2023-10-18

AWS

はじめに

こちらの学習リソース集をもとに「Amplifyとは」について要点を整理する。

スタートアップが AWS Amplify を使うべき3つの理由

https://aws.amazon.com/jp/blogs/startup/techblog-3reasons-amplify/

Amplify は AWS を使用したスケーラブルな Web およびモバイルアプリ開発のためのフレームワーク
- Amplify を用いれば、複雑なバックエンドの構築、アプリケーションとの統合を簡略化し、開発者は本質的な機能の開発に集中することができるようになります。
Amplify には3つの構成要素がある
- Amplify CLI
- Amplify Framework
- Amplify Console

Amplify CLI

AWSのバックエンド構築のインターフェース
コマンドラインから対話形式にバックエンドを構築可能
認証機能やAPI、リアルタイム通信、ホスティングの基盤が作れる

Amplify Framework

AWS のバックエンドと連携する処理をわずかな行数で記述できるクライアントフレームワーク
CLIと組み合わせてバックエンドの開発とアプリケーションとの統合を低いコストで実装可能

Amplify Console

ホスティングやCICDを自動化するマネージドサービス
柔軟な開発フローの設計が可能

スタートアップが AWS Amplify を使うべき3つの理由

本質的な作業に集中して早くリリース可能
- 認証関連が楽に構築できる。
  - 認証の仕組みを提供する
  - JWTを用いたユーザセッションの管理やリソースへのアクセス管理を移譲できる
- Websocketを用いたリアルタイム通信の基盤を構築したい
  - RESTやGraphQLのAPIエンドポイントを構築可能
  - AppSyncのプロビジョニングも可能
スケールしやすい
- DynamoDBやLambda、AppSyncによるバックエンドで構築されるため再構築の必要がない
ビジネス成長に伴う環境の変更に強い
- 開発環境の変化
  - 複数の環境を用意する機能がある
  - ブランチごとにテスト環境を構築することが可能
- ビジネスニーズの変化
  - サービスが大規模になるとCDKなどを用いたバックエンドの構築が必要になるかも
  - Amplifyは併用できる

フロントエンドエンジニアに捧げるAWS Amplify Console

https://dev.classmethod.jp/articles/aws-amplify-console-guide-lines-for-frontend-engineer/

Amplify Consoleは静的WEBサイトのホスティングができるサービス
Amplify Console
- 静的なWebアプリケーションをホスティングするサービス
- Gitリポジトリ（GitHub・GitLabなど）や手動アップロードをソースとして自動・手動デプロイが可能
- 設定に基づいてビルド・単体テスト・E2Eテスト・デプロイまでを制御できる
- Amplify CLIを使用しているプロジェクトの場合はバックエンドまで合わせてデプロイができる
- https://aws.amazon.com/jp/amplify/console/
スタンダードな開発フロー
- Pull Request
- 自動でビルド、ユニットテスト、E2Eテストされ結果がPull Requestに通知
- レビュー用のサーバーを立ち上げプレビュー
- レビュアーが確認してマージプレビュー環境を削除
- マージされデプロイ
CICD
Basic認証（IPアドレスの制限は不可）
リダイレクト設定（SPAに必要）

フロントエンドエンジニアのためのAWSアーキテクチャ

https://speakerdeck.com/tmizuma/hurontoentoensiniafalsetamefalseawsakitekutiya

関連するサービス

認証 >>> Cognito
API基盤 >>>API Gateway, App Sync
コンピューティング >>> Lambda
CICDパイプライン >>> Amplify Console
データストア >>> DynamoDB
ストレージ >>> S3
エッジサービス >>> CloudFront

AppSync

DynamoDBをはじめとするデータリソースにアクセスするためのGraphQL基盤を提供
GraphQL
- 型指定されたスキーマ
- クライアントからのレスポンスの形式を指定

アーキテクチャ

SPA
- バックエンドはAPI層、コンピュート層、データ層となりAmplify CLIから対話的にデプロイする
- ホスティングはAmplify Consoleから行う
- CI/CDパイプラインを組めばgit push でデプロイも可能
- Amplifyが想定する最もシンプルなアーキテクチャ
SSRの構成
- SPAよりもインフラのコンポーネントが一つ増える
- AWSへのデプロイにServerless Frameworkを用いる
- レンダリング層にCloudFront,Lamdbda@edgeを使用
- レンダリング層をServerlessFrameworkを利用してデプロイする

AWS Amplify実践編

https://speakerdeck.com/jaguar_imo/practical-aws-amplify-at-aws-dev-day-2020

Amplify SNS Workshopがおすすめ

事例等の記事を読む

コーポレートサイトを誰にも気づかれず静的化したときの技術選択について

https://developer.hatenastaff.com/entry/2020/07/22/120000

コーポレートサイトを静的サイトへ再構築
CI/CDの構築がサポートされていてプレビュー環境へのアクセスやリダイレクトの柔軟さが決めて
GraphQLのスキーマを書いておくとLambdaやDynamoDBのプロビジョニングがされてLambdaをバックエンドにしたGraphQL APIを簡単に作成可能
自動化する際に考えるべきことが少なくなりリリースが簡単に

AWS Amplify で実現する DX 時代のマインドチェンジ

https://speakerdeck.com/ksukenobe/aws-amplify-deshi-xian-suru-dx-shi-dai-falsemaindotienzi

アジリティ
- 小さく初めて合格点を目指す
- 素早くリリース、何度もリリース
Amplifyを利用してアジリティの実現を目指す
どんなアプリにも必要な物だけどアプリそのものの価値ではないもの
- ID認証
- デプロイの容易性
- テスト環境と本番環境
Amplifyはコマンドで片付けられる
Amplifyですべて片付ける必要はない

Amplifyで実現した開発期間15日の路面電車乗務員勤務管理システムのフィールドテスト事例について

https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/EV_awsamplify-meetup-0731_Jul-2020_LT1.pdf

Amplifyでバックエンドを楽にしてフロントエンドに集中できる
各AWSソースをあまり意識する必要がない

Amplify 山あり、谷あり奮闘記

https://speakerdeck.com/jyamamoto/amplifyshan-ari-gu-arifen-dou-ji

課題
- 実装の属人的なブレ
- リリースの手間
- 確認環境の取り合い
- 運用のオペレーションミス
- リリース後の障害
リリース後の障害に関して、E2Eテストで対応⇒Amplify Consoleのデプロイ時間で中止している
ポイント
- AmplifyですべてやるのはNG
- CloudFormationの基礎があると楽

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